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アウトソーシング「アンケート実施/集計/分析」


Webアンケート

Webアンケートサービスについて


1、Webアンケート画面作成上の問題点

Web上にアンケート設問の画面を作成する場合、本来ならデータベースサーバーとWebサーバーを構築し、Webページの作りこみをしなければならないのですが、アンケート系のASPサービスが増えた今日では、さほど難しい作業ではなくなり、費用に関しても手軽に短期間で作成できるようになりました。回答者側にとっても、ブラウザ(IE,サファリなど)さえあればどこでも回答できるメリットがあります。ただし、Webアンケート画面を作成する場合にもいくつか注意すべき問題があります。

分岐制御の必要な設問

予め回答者が特定されているようなアンケートの場合は特にそうなのですが、設問数が増えてしまいがちです。

これはどのメディアを使った場合でも言えることなのですが、Webでの設問構成においては特に、回答者の手間や集中力を考えると、内容による分岐を考慮した上で最大30問程度に抑えたほうが良いと思います。

設問数が多い場合、いくつかのカテゴリに分けたり、回答内容によって、設問を移動したりする分岐制御が大事になります。

Webアンケートの場合、基本は縦のスクロール画面になります。
従って、回答した結果、横に付加設問が展開されるような画面構成はありえません。基本付加設問は別画面表示になります。

Webアンケートのサービスを利用する場合、カテゴリ単位の分岐制御が可能か?、また回答した結果選択肢による設問分岐が可能かを注意してください。

回答者側にとっては、全体でどれくらいのボリュームがあるのかが見えづらいのもWebアンケートのデメリットです。総ページ数や、分岐の場合、どの程度まで回答しているのかが分かるページ表記も大事なポイントです。

マトリクス系の設問

表形式で縦軸に項目を置き、横軸に選択肢を並べ、クロスするセルにチェックを入れたり、数値を入力させたりするのがマトリクス系の設問です。

紙ベースのアンケートの場合、用紙の制限からマトリクス系の設問を多用されます。

Webアンケートの場合、フィールド数が極端に増えるため、制御が難しくASPサービスの中には機能として持っていないものもあります。

回答者にとっては、現在の回答対象のセルがわかりづらかったりするので、表示形式には工夫や注意が必要です。
また、表形式でよくリクエストのある自動計算や合計計算といった機能は、サーバ側へのリクエストが必要になりますので、個別のカスタマイズが必要になります。


ワンダークラフトでは、最新のWebアンケートASPサービスをご提供しております。
複雑な画面制御や個別ページでの計算処理などのカスタマイズについても専任担当者がプロト画面を見ながらサポートいたします。
回答者が特定できる場合は、個別の回答画面(回答者別のレコード)を用意して、メールに専用のURLを記載して一斉配信することも可能です。
この機能を使えば、回答者は何度でも自分の回答内容を閲覧確認できますし、実施者は、リアルタイムで誰がどのような回答をしているのかを把握できます。
また新規の回答者に対しても、空メール登録することで、回答者専用の回答画面(回答者別のレコード)を作成し、そのURLを自動返信する機能もあります。

2、EXCELのVBAを使用した回答専用フォーム

Webアンケートで問題になる、分岐制御やマトリクス系設問の自動計算なども、ExcelのVBAを使った回答専用ファイルであれば、何の問題もなく作成できます。

ファイルを開いてから、回答終了時に別ファイルとして保存するまでをナビゲートし、イレギュラーな入力を制限できますので、回答者にストレスを感じさせずに回答してもらえます。

Webアンケートと違って、入力時のエラーや他設問の回答と比較した矛盾チェックなど細かなトラップやチェックを設定可能ですから、アンケート回収後のデータチェックや確認作業を大幅に減らせます。

回答されたデータは別シートに自動保存されますので、回収後はこのデータシートのみを自動抽出しすぐにデータベースが完成します。

デメリットとしては、ファイルを回答予定者に送り、また返送していただかなくてはならない点
回収したメールから添付ファイルを保存し、ファイルからデータ部分を抽出しなければならない点
ExcelのVBAを使うことで、マクロの使用を可にして開かなければならない点が挙げられます。



ワンダークラフトでは、お客様専用のメールアカウントを作成して、一斉配信から、毎日の回収受信及びファイル抽出とデータ展開作業まで全てサポートいたします。 マクロの使用説明についても、Excelのバージョン毎に専用の説明シートを用意しておりますし、お電話でのサポートも行っております。

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